レーザーホワイトニングのメカニズム

レーザーホワイトニングのメカニズムについて

レーザーホワイトニングのメカニズム

歯にレーザーを照射することによってホワイトニング効果を高めることができるレーザーホワイトニング。 その効果の高さが注目されています。では、どのようなメカニズムで漂白が行われるのでしょうか。

歯の表面はエナメル質によって成り立っています。このエナメル質はアパタイトという隙間のある構造になっていますが、 その隙間に色素が入り込み、沈着することによって歯が変色していきます。ホワイトニングとは沈着した色素を薬剤によって除去することで 歯の白さを取り戻すことを目指すものです。

ホワイトニング剤には過酸化水素を使用します。この過酸化水素は色素にのみ反応し、 歯の状態に影響を及ぼすことなく歯を白くすることができるのです。

ただし、この過酸化水素を酸化させ、効果を発揮させるためには時間がかかります。 体温だけで酸化を目指すと4時間程度かかってしまうといわれます。

そんなホワイトニングの弱点を補うのがレーザーです。ホワイトニング剤を塗布した部分にレーザーを照射し、 熱をもたらすことで酸化を促し、薬剤の効果を早めることができるのです。レーザーを照射することで酸化の速度は急速にアップ、 10分程度で漂白を行うことができます。

一度で漂白される効果も高く、1〜2回の施術でカラーガイドにして3〜5段階程度まで白くすることが可能です。

このように、レーザーホワイトニングはレーザーで白くするのではなく、 レーザーを照射することでホワイトニング剤の効果を高めることが大きな特徴となっています。

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