レーザーホワイトニングのデメリット

ホワイトニング剤の効果を速めることができ、より高い効果を期待できるというレーザーホワイトニング。その効果が注目を集めています。
しかしそんなレーザーホワイトニングにもいくつかのデメリットがあります。 審美歯科では理想的なホワイトニング施術として宣伝しているところも少なくありませんが、 施術を受ける際にはあらかじめどのようなデメリットがあるのかを把握しておく必要があるのです。
まず安全性。レーザーを歯に照射するわけですから、ある程度の危険性があります。 もっとも普及しているアルゴンレーザーは熱の発生量が少なく、安全性が高いといわれていますが、 それでも熱が高くなりすぎて歯にダメージが生じる恐れもあります。きちんとレーザーを扱う技術を持った医療機関を選ぶのが重要になってきます。
それから費用。もともとホワイトニングは保険が適用されない自費診療。全額負担が求められます。 それに加えてレーザーという高価な装置を使用するレーザーホワイトニングはどうしても費用が高くなってしまいがちです。 数十万円程度の費用は必要なります。
また、一度に強い効果を発揮するため、施術を行った後色が元に戻りやすい傾向もあります。 これは本人の生活習慣に原因があるわけですが、時間をかけて少しずつ漂白するよりも色が戻ってしまうリスクが高い傾向があります。
こういったレーザーホワイトニングのデメリットは事前にチェックしておくことが重要です。 あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、いいことづくめではないことはしっかり踏まえておきたいところです。